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偏差値55で「医学部に合格する人」たち、なぜか急増しているワケ

「チャンスは今」かもしれない
原田 広幸 プロフィール

普通は「1日8~10時間×1~2年」の勉強が必要だが…

医師という魅力的なキャリアにつくためとはいえ、こんな厳しい受験競争に勝つために、いったい、どれほどの勉強をすれば良いのだろう。

〔photo〕iStock

もちろん個人差はあるが、医学部受験予備校の講師をしていた私の感覚では、高校3年分のカリキュラムを全て終えた後で、少なくとも医学部受験対策だけで1日8〜10時間の勉強を1〜2年は続ける必要がある。

現役合格をしたければ、少なくとも高校2年生までに高校3年生までの勉強を全て終えておくことが前提だ。

 

そして高3の初めから受験勉強を始め、サラリーマンと同じ、1日8時間~10時間の仕事に真正面から取り組むイメージである。

それにサラリーマンと違って土日祝の休みはない。スタートが遅かったり、少しでも手を抜いたりすればその時点で浪人が確定する。勉強が苦手な学生はかなり難しい。

しかも、医師国家試験合格のための、医学に関する勉強ならばともかく、その前段階の医学部に入るためだけの勉強である。そこに一生に一度しかない貴重な高校生活を犠牲にして、心身ともに疲弊してまで受験勉強に全精力を注ぎ込むのは、いかがなものかという意見もあると思う。

もう少し簡単に医師になる方法は他にないのだろうか。