スムージーやガスパチョも!

私は昆布水を朝起きて、運動の後に、まずはぐびっと。スムージーのベースにも使います。スムージー、え?って言われることがありますが、だまされたと思ってぜひやってみてください。昆布水で野菜の角が取れて、まろやかになりとっても美味しい。昆布の味はほぼ感じません。小松菜やケール、バナナやキウイやネクタリンなど、と昆布水を入れてミキサーで攪拌するだけです。ガスパチョも同じ要領で昆布水でつくります。

スムージー。これは、バナナ、小松菜、クレソン、昆布水で 写真提供/山脇りこ

意外なところでは、焼酎やウイスキーの昆布水割も。こちらも丸みが加わっておいしい。今夜も飲む罪悪感も、少し軽減する気がします。
もちろん、料理にも、すっきりしただしとしてよく使います。

なにしろ、水につけておくだけ!ってなんて楽なんでしょう。
しかも、昆布は高温で加熱するとうまみがでにくくなる性質があり、「楽だから」ではなく、時間をかけた水出しは、昆布の魅力を存分に引き出せる、理にかなったやり方なのです。

ガスパチョも、昆布水で。トマト、きゅうり、ピーマン少し、硬くなったパン、昆布水、塩少々で。私はイチジクやプラムも入れます 写真提供/山脇りこ

そうそう、残った「だしがら昆布」の使い道をよく聞かれます。私は煮物や煮込み料理で落し蓋代わりに使い、最後は一緒に食べています。煮魚などの時は、型崩れをふせぐために、なべ底に引いて使うことも。

ふつうに刻んで卵焼きにいれたり、エノキでつくるなめたけに混ぜたりもします。もちろん、佃煮もできます。少し酢をいれて作るのが私流で、濃いめ、甘めの佃煮も、さっぱり味がしまります(詳しくは、拙著『昆布レシピ95』で、笑)。