2019.08.16
# 小売 # 中国

「ユニクロそっくり…!」の中国企業がいま世界で「大人気」のワケ

もはや「本家」を超えた
若旦那 プロフィール

恐ろしい勢いで拡大中

なぜその中国企業がFrom Japanを掲げているかというと、実は東京・銀座でも会社登記がされており、文化服装学院出身の三宅順也氏という日本人がチーフデザイナーを務めていることによるらしい。だから日本企業ではなくても、商品はFrom Japanなのだというわけだ。

実はコロンビアを含む中南米では、一般的に日本企業の製品に対する信頼度はかなり高い。トヨタやホンダの自動車やヤマハのバイク、パナソニック、ソニーなどの家電製品のシェアがとにかく高いからだ。メイド・イン・ジャパンに対する絶対的信頼は色あせていない。

一方、中国企業の製品に対する評価は、「安かろう悪かろう」というものだ(ただし、ファーウェイのスマホを使っているコロンビア人も増えており状況は変わりつつあるが)。

そうしたことをわかってかどうか、MINISOは「中国生まれ」ではなく「ジャパンブランド」を押し出しながら、着実に中南米で店舗を拡大している。恐るべきなのは、前述した日本企業3社よりもずっと早く、世界市場を面で押さえてしまいそうなほどの勢いで展開していることだ。

 

ちなみにコロンビアにはユニクロ、無印、ダイソーの店舗は今のところない。

一方、MINISOはコロンビア国内に現段階で23店舗展開。私が住むメデジン市だけで6店舗あり賑わっている。また今年2019年3月にメキシコの首都メキシコシティに旅行に行ったコロンビア人から聞いた話でも、MINISOは至るところにあったそうだ。

事実、メキシコ国内に2018年末時点で約100店舗展開。2019年内に180店舗になると報告されている。

私は1年半ほど前にメキシコシティーに旅行に行ったが、その当時はMINISOはまったく見かけなかったので、途轍もない出店スピードだ。

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