水没リスクが上昇中! 日本人の約27%が「家を失う」かもしれない

東京湾岸から、埼玉東部も…!
夫馬 賢治 プロフィール

茨城大学などの研究チームによると、気候変動に伴う海面上昇の被害額は、今世紀末に世界全体で約4820億ドル(約52兆5000億円)になる見込み。

しかし、被害軽減の適応策として高さ1mの堤防を整備すると、費用は最大2030億ドル(約22兆1000億円)になり、被害額は6~7割に抑えられるという。

根本的な対策は

海面上昇そのものを食い止める根本的な対策としては、やはり気温上昇を抑えるしかない。そしてそのためには、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を抑えることが必要となる。

 

昨年、気候変動分野の科学者が結集する国際会議の国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、1.5℃気温上昇をしたときの世界の状況やそのための方策を示した「1.5℃特別報告書」を発表した。

1.5℃上昇でもやはり被害をゼロにはできないが、2℃上昇よりも大きく被害を食い止めることができる。そして、1.5℃特別報告書は、私達の社会は、石油、石炭、ガスなどの化石燃料に頼ったものから、自然エネルギーに変えるなどの大幅な変革が必要になると指摘している。

私達の生活を変えるのは、なかなか気が滅入るし、気持ちも入らない。但し、そのままにしておくと、私達の生活の場や先祖代々の土地そのものが危機に瀕していくことも覚えておく必要があるだろう。

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