次の瞬間。私の胸に、メロンがあった。石原裕次郎のお見舞いの時みたいな。でっけえ、でっけえメロンがあった。

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全然違う。

修学旅行先の北海道で食べた腐りかけのウニ(液状)を食べて嫌いになり、社会人になって北海道で本物のウニを食べた時の「今まで食べてたウニとは……?」となった、あの感覚

私の胸は集団疎開していた

「お客様のお胸のお肉は、全部、お腹と背中に逃げてたんですよ。ストラップもゆるゆるで、サイズの合っていないブラを着けられてたみたいなので」

お胸のお肉が……逃げ……? 私の乳は、どうやら集団疎開していたようです

いつの間に……開戦した覚えも……ないのに……?

「まだお肉が溢れてるので、あと2カップ上げてみましょうねー」

あれよあれよと言う間に、それ峰不二子しか着れへんのとちゃうの? みたいなブラを持ってくる神田うの。そしてガッサー! と肉という肉をかき集める、神田うの。

もうね、自分の身体なのに、信じられないわけです。ワレ、乳やったんかオイ! みたいな肉たちが、一斉に集まってくるわけです。どんどん、姿を暴かれていく肉。おっぱい公安警察、出動。