寺に1000万円払えと言われ…?「墓じまい」の大変さをご存知ですか

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法的な裏付けのある書類ではないが、散骨をすると業者から散骨証明書が発行される。散骨した場所の緯度、経度、日時が記録として残る。

また、遺骨の一部を分けておき、小さいビンなどにいれて家に置いておく手元供養を選ぶ人も多い。これで、遺骨を全て手放してしまったと後悔をすることも避けられる。

では、海ではなく山や、自宅の庭に散骨をすることはできないのか。答えはNOだ。

実は、遺骨を骨だとわかる状態で屋外に放置した場合、刑法190条死体遺棄罪で3年以下の懲役を科される。また、砕いた状態で撒いたとしても他人の土地に風に乗って移動すれば、トラブルの原因になる。

自分でやろうとするより、経験豊富な業者を見つけるほうが確実だ。

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散骨なら自分のお墓は不要になる。だが、代々受け継いだお墓についても整理をしないと、子どもに面倒を押し付けることになる。最新の墓じまいの手続きを学んでおこう。

墓じまいで重要なのは、役所での手続きだ。埼玉県飯能市のお寺から、東京都小平市の霊園へお墓を移す例で考えてみよう。

まず新しいお墓がある小平市の霊園の管理者から、受入証明書を発行してもらう。次に、飯能市役所の窓口かHPで改葬許可申請書を入手する。それから、今お墓があるお寺には墓じまいをしたいということを伝え、埋蔵証明をもらう。

これを改葬許可申請書と合わせて飯能市の窓口に提出する。ここで厄介なのは、改葬許可申請書がお骨一体一体に必要な場合があることだ。

「お墓に10体のお骨が入っていれば、10枚分の手続きが必要です。それぞれの名前と亡くなった時の住所、さらには死亡日と埋葬した日付を書きます。お墓が古くてわからなければ『不詳』と書いて手続きを進めます」(NPO法人やすらか庵代表・清野徹昭氏)

 

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申請書を提出すると、改葬許可証が発行され、お骨を取り出すことができるようになる。その後、改葬許可証を霊園管理者に渡し、お骨を埋葬する。

お墓は更地にして返す必要があるということも知っておきたい。石材店に依頼して墓石を撤去してもらうのだが、費用はお墓の広さによって異なる。

1平方メートルもない小さいお墓なら7万~10万円程度の費用だ。また、お骨を取り出す際の供養で3万~5万円のお布施が必要になることもある。

これが基本的な墓じまいの流れだ。