「好き嫌いし放題」だからこそ
苦手なものも食べる

簡単といいつつ、ものすごくしっかりしているではないか。しかし実は「生野菜や根菜系の野菜はあまり好きではないんです」と言う。

「葉物の野菜は好きですが、生や茹でたものではなく、炒めていただくことが多いですね。だから、おひたしや胡麻和えなどは、まだ作ったことがありません」と板野さん。ただ、健康のためにできるだけ意識して野菜を摂るようにしているという。

ひとり暮らしは、『好き嫌いし放題』ですよね。食べたくないものは、避ければいいわけですから。でも、子どもの頃、母に野菜を食べるように言われたことを、親元を離れてから改めて思い出し、体のために積極的に食べるようにしています。パクチーも最近、食べられるようになったんですよ!」

料理のレシピは、「今は動画で料理を作る過程を見ることができ、とても便利だし簡単です」とインターネットで調べることが多いが、「『これはママの味がいい!』と思うものに関しては、母にレシピを聞いています」。

撮影/矢野雅之

「餃子、たらこスパゲティは、母のレシピで作っています。フレンチトーストも。ハンバーグは牛肉と豚肉を混ぜるのですが、豚は多めのほうが好みで、玉ねぎも少し大きめに刻んでいます。煮物は、大根と人参に、大好きな鶏肉、たまごを入れ、しょうゆとみりんで煮込みます」

「ちゃんと食べてる?」「寝られてる?」と頻繁にメールをくれるという母親は、時折東京に来ては、板野さんと妹に料理を作ってくれるという。「横浜はすぐなので、私も横浜には頻繁に帰っています」。