8月 6日 広島に原子爆弾投下(1945年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日の午前8時15分、上空9600メートルから、アメリカの爆撃機B29「エノラ・ゲイ号」が、ウラン型原子爆弾「リトルボーイ」を投下。

投下された原爆は、広島県産業奨励館(現在の原爆ドーム)から南東約160メートルの高度約600メートルの位置で炸裂しました。その瞬間の温度は250万度に達したと推定されています。

爆発で直径約300メートル、表面温度約6000度の火球ができ、放たれた熱線で爆心地付近の温度は4000度近くにも達しました。

熱線を浴びた人のほとんどがその瞬間か数日のうちに死亡。加えて、多くの人々が、爆風で倒壊した建物の下敷きになったり、炎上する家屋に閉じ込められたり、割れたガラスが体に突き刺さったりして命を奪われました。

原爆が落とされた1945年の年末までに、広島では約14万人が亡くなったといわれています。

広島原爆毎年8月6日、原爆ドーム対岸の元安川で慰霊の「とうろう流し」が行われている(1975年ごろ撮影) Photo by Kodansha Photo Archives

3日後の8月9日には、長崎がプルトニウム型原子爆弾の犠牲になりました。

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