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衝撃! アメリカの巨大銀行がここへきて「業績・超絶好調」のワケ

いまやハイテク産業

米銀最新決算の「すごい中身」

米大手6グループ(バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー)の2019年4-6期(2Q)決算が出揃った。

商業銀行は全グループで前年同期比営業増益となった一方、投資銀行中心のゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーは微減益と明暗を分けた(図表1-1)。

それでも、全グループ合計では、税引後当期利益ベースで326億ドルと、四半期ベースで過去最高レベルとなった(図表1-2)。

部門別では、個人向け業務が好調だった

資金利益は、3月にCEOが突然辞任するなど経営が揺れるウェルズ・ファーゴを除き、そろって増加した(図表2、商業銀行系4グループのみを記載)。貸出の増加が足元で加速しており(図表3)、利鞘の低迷を打ち返した。

こうした業務の拡大やIT投資の増加にも関わらず、営業経費を何とか前年同期比マイナス0.8%程度に抑制していることも利益の下支えとなっている。

 

一方、ネガティブな点としては、ボラティリティの低下でトレーディング収益が総じて低調にとどまったことや、M&A等の法人関係手数料が、前期が好調過ぎたことで反動減となったことなどがあげられる