優しい歯磨きの練習?

鼻血が解決したかと思えば次は歯茎から血が!

私の体内は今血が多すぎるから、調整してるのかも⁈ という根拠のない妄想まで抱くようになってしまいました。だって、歯を磨くたびに流血するのです。しかも大量に。歯茎に異常があるのかと思い、歯医者へ行きました。

しかし診察の結果、犯人は妊娠ホルモン

普段からお口のケアをしていても、約半数の妊婦はホルモンの影響で歯茎が敏感になるみたいです。出産を終え、ホルモンが落ち着き始めると自然と治るみたいですが、さすがに歯を磨がかないことは出来ません。そこで、ものすごく柔らかい歯ブラシで優しく歯を磨いて過ごしていました。

今思えば、まるで赤ちゃんの歯を磨く練習をしていたようなもの。経験値が上がったとして良しとしましょう!

このように妊娠発覚からすぐに様々な症状に攻撃され、身体も心もボロボロになってしまっていましたが、酷い吐き気などは25週辺りからかなり良くなり、普通に食事も出来るようになりました(スイカは未だに敵です)。

悪阻の症状は人それぞれ。入院をするほど酷くなる人や全く症状も出ない人もいます。妊娠ホルモンが原因とはいえ、治療法があるわけではありません。それだけ、人間をお腹で育ててるのは奇跡に近いことなのだということなのではないでしょうか。

その辛さ、どうすごす?

私の場合、嘔吐を伴うひどいつわりの症状は約4ヵ月ほどで収まりました。食べられるものも限られ、日々の体への変化にも戸惑いながらも、辛すぎて逆に笑ってしまう時はよくありました。

せっかく食事を食べられたのにすぐにリバースしてしまうと、

『うあー!もったいなーい!なんてことをしてくれるんだー!』 

とか、

『ウゲー!きもちわるーい!』

とブツブツ独り言のように自分が置かれている状況を極力明るく声に出すことによって、ちょっとしたストレス発散になりました。

よだれづわりのころの夜の友。もはやネタにするしかありませんでした 写真提供/山田ローラ

母は強い!妊娠は病気じゃないから頑張ろう!と言う方もいますが、そうは簡単に言えません。私が助かったのは、辛いことを辛いと口に出せたこと。そして、笑いを忘れずにいられたこと。なんていっても時には笑えないくらいの吐き気と闘っていたわけですが、何より大切なのは周囲の理解です。是非周りに頼って、辛い時には医師に相談して、妊婦ライフをすごしてください。