テラスハウス恋愛学 File01 受け身な男の対処法】

男女の思惑が複雑に入り乱れる「テラスハウス」は、恋愛や人間関係の教材にピッタリ。 ということで、出会い、恋愛、結婚……男女のさまざまなステージにおける心の機微に詳しい恋愛アナリストのヨダエリが、現在Netflixで配信中の『テラスハウス TOKYO 2019-2020』から学べるポイントをピックアップしお届けする

見ず知らずの男女が共同生活する様子をウォッチする大人気番組『テラスハウス』。用意されているのは家と車だけ、台本は一切なし。恋愛あり、友情あり、胸キュンあり、バトルあり。リアリティ番組ならではの予想のつかない展開に釘付けになっている人は多い。

……実は、これまで気になりつつもちゃんと観る機会を逸しており、今回初めてガッツリ観た。『テラスハウス TOKYO 2019-2020』の最新話、第9話まで。

案の定、面白さにガン観。筆者は昔から群像劇が好物で、海外青春ドラマの金字塔『ビバリーヒルズ青春白書』も大好きだった。ひとりの主人公に都合よく展開するのではなく、複数のキャラクターを公平に見つめ、色々な生き方を示してくれる物語に魅力を感じるからだ。

今回のテラハも、男女6人、全員が主人公。それゆえに、「えっ!」「なぜ!?」と、人それぞれ、メンバーの言動に疑問を感じることもある。それをああでもないこうでもないと語り合うのがテラハの醍醐味だと思うが、モヤモヤをスッキリさせたい人もいるだろう。

そこで、メンバーの言動から、多くの人がひっかかっているであろうテーマをピックアップして、私なりに分析・考察していきたい。

今回注目したのは、男性メンバーたちが受け身なこと。

男性陣は、なぜ受け身なのか

第8話で、女性3人が集まって「メンズが消極的」と頷き合うシーンがあった。こっちは色々動いてるのに、と。

女性メンバーは、イラストレーター・香織(28歳)。女優・春花(24歳)。フィットネストレーナー・莉咲子(21歳)。3人ともタイプの違う美女。肩書きにも華がある。

男性メンバーは、ロックバンド・SPiCYSOLのギターボーカルKENNYこと健司(31歳)。スノボやスケボーが好きでムラサキスポーツでアルバイトをしている流佳(20歳)。台湾映画が好きで台湾に渡り飲食店でバイトしつつモデルの仕事をしていたがテラハ入居が決まり帰国、今は雑誌のコラム執筆や内装業のバイトをしながら俳優仕事のオーディションを受けている翔平(25歳)。

男性3人も、それぞれタイプの異なるイケメン。しかも、バンドマンに、モデルもやっている俳優の卵。間違いなくモテる。最年少の流佳はまだ少年の面立ちで、「女性と話すと顔が赤くなるのを克服したい」と語っていたが、端正な顔立ちと今どきのファッション、笑顔の可愛さなどで、これまたモテそう。

つまり、全員、異性と普通に縁があったであろう6人だ。

ところが、積極的に動くのは自分たちばかりだと女性陣は不満げ。確かに、「休みいつ?」「カフェ行きたい」などとデートのきっかけを振って、具体的に詰めていたのは女性陣だった気がする。

なぜ男性陣は、自分から行かないのか?