アルコール依存症だった父の姿と酷似していた

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午前10時は、私が最も長くソファーで間食をしていた時間。ダラダラと怠けていて、幸せな時間でした。それを思い出して頭の中は〝甘い味〟でいっぱいで、デブ脳がよだれを垂らして甘いものを欲しがっていました。それに気づいて悲しかったし、つらかった。

このデブ脳が一日に何回も出るので、出たときの行動をノートに書きなぐりましたが、それを読んだら涙が止まりませんでした。自分の父と同じだと気づいたのです

私の父は、20年ほど前、医者に「アルコール依存症」と言われたことがあります。アルコールをやめた時期もあり、その頃に母が父の行動や禁断症状を記録していて、それを見せてもらったことがあったのですが、今の私はまさにあの頃の父と同じ。認めたくなかったけれど、私は「糖質中毒」「糖質依存症」で、その時期の行動は禁断症状だったと思います。 

無意識に、「甘いもの食べたい食べたい食べたい食べたい!!! あー食べたい!!! あー食べたい!!!」と、体がソワソワし、ときどきゾワゾワッとする感覚も入ってくる。完全におかしい!!

たとえ体重が減っても、この「中毒」「依存症」を克服しなければ! 「デブ脳」を完全にやっつけなければいけない! そう感じました。

デブ脳は、大きく立派な〝デブの大木〟に成長。それを倒すのは大変だし、ただ倒しても〝根っこ〟が残っていてはだめだ! 悲しいなんて言ってられない! どうすればいいか! デブ脳を根こそぎ倒し、消滅させるには新しい根っこを作り、土台をしっかり作ること! デブ脳より優秀な力強い「やせ脳」を作る! やせ脳を増やす! そうよ、やせ脳を増やすのよー!!!

でも、どうやって?

デブ脳でなく、やせ脳に問いかける

考えてもわからなかったので、デブ脳が出たら考えようと思いました。
そして、デブ脳が出たとき、すぐに自分に問いかけました。

ここで大事なのはデブ脳でなく、やせ脳に問いかけるのです。

「今お腹空いているの? だから食べたいの?」

「甘いものが食べたいのは、体に必要だからではないんだよ。悪い習慣が身につき、脳が欲しがっているだけなんだよ! 自分に負けるな!」と繰り返しました。

たとえばアイスを食べたい欲が強く出たときには、

「落ちつけ! あんたはね、さんざんアイスを食べまくって、今まであんたはアイスにいくら使った? アイスを買うお金があるならその分、娘に服でも買ってやれ! 今のあんたはデブすぎて娘を嫌な気持ちにさせてる。それでいいのか? 娘が可哀想だよ!

そう自分のやせ脳に問いかけました。

当時、万が一どこかで突然強いデブ脳が出たときのために、お守りがわりにカカオ88%の小さなチョコを2つと、アタリメ1袋を持ち歩くようにしていました。