# 就活 # 採用

もう建前はいらない!「採用直結型インターン」の何が悪いのか?

よりオープンな新卒採用を
佐原 資寛 プロフィール

結局、正直な企業がうまくいく

企業視点で、採用成功というのは、「自社にとって優秀な人財が入社した」という単純なものにとどまらない。本質的には、採用した人財が定着し、活躍している状態が実現できて、はじめて採用が成功したと言えるものだろう。

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本来の姿を目指すなら、新卒採用においても正直であった方が成功しやすい。色々と大人の事情で本音と建て前を使い分けると、それが入社後のギャップや不信感につながってしまう。採用担当者が優秀で、そこに惹きつけられて優秀な学生を採用できたが、いざ現場に配属されると期待していたこととあまりにも違うと定着しないという企業は山ほど見てきた。

そうならないためにも、インターンシップは「採用に直結しない」という建て前は捨て、「インターンシップも新卒採用におけるプロセスとして考えている。じっくり自社のことを見て、入社に値する会社かどうか見極めてほしい。そのための情報提供は惜しまない」と言ってしまった方が、回り回って学生にとっての心象も良く、入社後のミスマッチも減らすことができるはずである。

 

採用がうまくいった企業の多くは、やはりインターンシップで接点を持った学生の入社割合が多い。これはお互いに見極める時間がしっかり持てている学生を中心に選考しているからに違いない。

もはや、採用成功にインターンシップは欠かせない。完全に採用活動の一部なのだ。意味のない本音と建て前を使い分けて、批判のそしりを受けない企業より、本音で情報をオープンにしている企業の方がよっぽど潔く信頼できる。

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