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『ポケモンGO』がスポーツ庁お墨付きアプリに選ばれた理由

運動のきっかけを与えた

スポーツもゲームの中に分類される

2019年7月11日、アメリカのゲーム制作会社Niantic(ナイアンティック)は、『ポケモンGO』がスポーツ庁の「Sport in Life」プロジェクトの認定アプリ第1号になったことを発表した。「Sport in Life」とは、スポーツを行うことが生活習慣の一部となるような社会を実現していく活動で、文部科学省の外局であるスポーツ庁はその理念に賛同する企業や団体にロゴマークの使用を許可している。

「Sport in Life」プロジェクトのロゴマーク

昨今は「eスポーツ」なんて言葉もあるように、ゲームもまたスポーツのひとつであると認められつつある。それを聞くと「本当にゲームはスポーツなのだろうか?」と疑問に思う人もいるだろう。だが少なくとも『ポケモンGO』は、国からスポーツだとお墨付きを受けたのだ。

Nianticおよび株式会社ポケモンが手がける『ポケモンGO』は、スマートフォンで遊ぶ位置情報ゲーム。プレイヤーが現実世界を歩き回ることでゲーム内のキャラクターも同じように移動を行う。

世界各地にいるさまざまなポケモンを捕まえたり、アイテムを獲得できる「ポケストップ」という場所を訪れたり、あるいは他プレイヤーのポケモンと戦える「ジム」を訪れたりと、実際に歩き回ることでゲームを進めることができる。若年層のみならず、中高年も魅了している点も大きなポイントだ。

 

「Sport in Life」プロジェクトでは、いわゆる競技スポーツのみならず、ヨガや散歩といった健康維持・仲間との交流を目的にしたものも含め、身体活動のすべてをスポーツと認めている。となれば、身体を動かす『ポケモンGO』もまたスポーツであろう。

もともと英語の「game」という単語の意味には、遊び・勝負・競技といった意味のほかに、スポーツというものも含まれている。「ゲームはスポーツか否か」という考えはむしろ逆で、むしろ「スポーツもまたゲームの中に分類される」と考えるほうが自然なのかもしれない。