7月26日 世界初の静止衛星「シンコム2号」の打ち上げ(1963年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、世界初の静止人工衛星「シンコム2号(Syncom II)」が、アメリカのケープカナベラル空軍基地から、アメリカ航空宇宙局(NASA)によって打ち上げられました。

静止衛星とは、地球の自転と同じ周期で公転する衛星のことで、地上からは静止しているように見えます。シンコム2号は、電話やテレビ放送の中継を行う通信用の試験衛星で、300回線の通話を処理できる能力があったそうです。

【写真】打ち上げ前の調整を行うシンコム2号
  打ち上げ前の調整を行うシンコム2号 photo by gettyimages

打ち上げ時の軌道の傾きを修正することができず、南大西洋上空で8の字形を描くような軌道をとることになりましたが、電話回線の中継実験に成功し、その後の通信衛星の技術的な基礎が確立されることとなりました。