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寿命を縮める「サウナの禁じ手」10、お風呂研究家が教えます

過激な入り方をしている人は要注意

近年、空前のブームとなっているサウナ。サウナー(サウナ好き)にとっての“サウナ伝道漫画”であるタナカカツキ『マンガ サ道〜マンガで読むサウナ道〜』(講談社モーニングKC刊)を原作にした実写ドラマ『サ道』がテレビ東京での7月クールで現在放送されているほか、同書の続刊が今月23日に発売されるなど、サウナ人気はしばらく続きそうだ。

だが一方で、ブームの過熱と共に、過激なサウナの入り方を実践する者が後を絶たないのも事実。医学的に「やってはいけないサウナの入り方」とは何かーー。『最高の入浴法〜お風呂研究20年、3万人を調査した医師が考案』などの著書がある、お風呂研究の第一人者、早坂信哉医師に解説してもらった。

そもそも入るべきではないタイミングは?

サウナは正しい使い方をすれば、病気を防ぎ、健康に大きく寄与するものとなりますが、無理な使い方をすると体調不良や事故などを引き起こします。そのため、安全で正しい使い方を知って欲しいのですが、最近サウナでの刺激を求めるあまりに、少し心配な使い方をされている人たちが散見されます。

(1)飲酒後にサウナに入る

飲食・飲酒をした後のサウナを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。しかし、飲酒後のサウナは危険です。

アルコールは血管を拡張させる作用があり、一時的に血圧を低下させる。サウナもその温熱効果から血管を拡張させるため、血圧が下がる。したがって、飲酒後にサウナに入ることで二重の効果で大きく血圧が下がる可能性があるのです。

 

酔って眠くなったり、血圧が下がりすぎると、サウナの中で意識を失ったりする可能性があります。非常に高温環境であるサウナの中で長時間意識を失って滞在することは、重症な熱中症を引き起こすでしょう。場合によっては命の危険も生じてくる。時々サウナの中でひな壇に長時間横になっている人を見かけますが、非常に危険な行為だと言えます。