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中国・アリババの「最先端会議」に出てわかった、そのヤバすぎる実力

日本の大企業トップが次々に明かした

アリババが生み出す「とてつもない実績」

中国EC最大手の「アリババグループ」が7月4日に丸の内で開催したカンファレンスは、異色中の異色だった。

このカンファレンスは中国でのビジネス展開を考える日本のトップ企業だけに参加が限られたもの。

そんなベールに包まれた会場に筆者は足を踏み入れた。

登壇したアリババのダニエル・チャンCEO

最初に登壇したのはアリババジャパンの香山誠社長とアリババグループのダニエル・チャン(張勇)CEOだったが、興味深いのはここからだった。

資生堂やコーセーなど中国でビジネスを展開する日本の有名企業のトップたちが次々に登壇するや、彼らがいかにアリババを活用してとてつもない「実績」を叩き出しているかについて披露し始めたのだ。

たとえばアパレル大手のストライプインターナショナル、日用品大手のライオン、食料品大手のUHA味覚糖などは、アリババが展開するエコシステムを使うことで、中国市場での売り上げをなんと3倍から5倍にも膨らませたという。

 

筆者はこの4月に寄稿した『中国・アリババの最先端ホテルに泊まってわかった、そのヤバい実力』でアリババの最新小売り(ニューリテール)戦略について紹介したが、日本企業のトップたちはすでにそんなアリババの実力を見抜いたうえ、すでに自社のビジネスに徹底的に活用している様子が今回の会議で明らかになった。

ここからはそんな日本企業のトップたちが語った驚きの「中身」を紹介するが、その前に、まずはアリババをめぐる最新動向について見ておこう。