# 再婚 # 婚活 # 発達障害

婚活で入会を断られ続けた、元「33歳シングルマザー」の告白

再婚の奇跡は起こった
伊藤 みかこ プロフィール

なぜ私を選んでくれたのか?

当日、デートの帰り道に「もし、よかったら、お付き合いしたいと思っています」と言われ、もちろんためらうことなく承諾。一ヵ月後には私の息子と実母に挨拶に来て、その翌月には彼の実家にご挨拶に行き…と、まさに「トントン拍子」の勢いで再婚の話が進んでいった。

彼は離婚理由もほとんど聞いてこなかったが、ただひとつ、前夫との交流がまだあるのかどうか、確認してきたことがあり、「これから先は力になるので、このまま連絡しないでもらえたら嬉しいです」と打ち明けてくれた。これをきっかけに私も離婚の際に公正証書を作って取り決めた養育費を滞納する前夫に催促をするのをキッパリとやめることにした。

 

私がお世話になった結婚相談所では、お見合いして交際を始めた男女は3ヵ月で成婚し退会しなければいけないという決まりになっている。幸せ絶頂の一方で、まだ出会って間もない人と、それこそ「ノリ」のような気持ちで再婚を決めていいものなのか、心の葛藤が生じているのも確かだった。私はふたりの子どもの母親でもあるのだ。

前夫とは5年のお付き合いの期間を経て結婚したが、結局は離婚に至ったという結果が、自分にとっての深い傷となっていた。自分の男性を見る目への不信感と、男性に対する不信感がダブルで現われ不安が積もりつつあったのだ。前夫も結婚前は優しく「キャバクラなんて気持ちが悪くて、あんなところにお金を払う人の気が知れない」と私に話していたからだ。

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「なんで私を結婚相手に選んでくれたの?」。ある日のデートの帰りに勇気を振り絞って彼に聞いたことがあった。

「こどもがふたりもいて、すごく苦労をしている環境で生活しているのに、みかこさんはすごく明るい。だからみかこさんとはこの先、何があっても乗り越えていけると思って。

僕の母もシングルマザーで、僕を連れていまの相手とみつけて結婚したし、妹もシングルマザーでいまはひとりで娘を頑張って育ててる。みかこさんが子どもや家族を大事に思っている気持ちもわかるし、僕の母もそうだったよ。

それに僕は連れ子だった経験があるから、もしかしたら、みかこさんの子どもたちの気持ちも分かるかもしれない。何か僕が助けになることがあるかもしれない。みかこさんのプロフィールを初めて聞いたとき、これは何かの縁だと思って迷いなく、会ってみようと思ったんだ…

あれから7年が経った。私とパパ氏との間にはふたりの子どもが生まれ、私たちは6人家族になった。