# ファイナンシャルリテラシー

子どもの「お金の感覚」は、このシンプルなゲームで鍛えなさい

日常生活が「学びの場」になる
ミアン・サミ プロフィール

子どもに教える場合には……

「スターバックスの1日の利益を計算してみようか」

「どうやって利益ってわかるの?」

「利益とは、お店に入ったお金から、出ていくお金を引いたものだよ」

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「じゃ、スターバックスでどうやってお金が入ってきたってわかるの?」

「コーヒーっていくら?」

「1杯350円くらいかな」

「値段がわかるところってどこかな」

「メニューに載ってる!」

「1人いくらくらい使うのかはどこを見たらわかるかな?」

「レジを見ているとわかる!」

「そうだね。レジのところに表示される金額が、1人当たりのお客さんが支払うお金。これがお店に入ってくるお金だね」

「500円くらいかな」

「あとは1日にお客さんが何人くらい入ってくるかを数えればわかるね。お店が開いている時間が16時間であれば、1時間に入るお客さんの数×16時間で計算できるね」

「掛け算なんて簡単さ!」

「次は、店から出ていくお金を考える必要があるね。出ていくお金は何があるかな」

「スタバの店員さんに支払うお給料かな」

「そうだね。人件費だね。人件費はネットで調べられるよ。スターバックスのアルバイトの料金が出ているからね。その料金から、1日当たりのおおよその人件費が計算できるね。お店に、6人のスタッフがいれば、6倍すればいいってことだよね」

「あとは、お店の家賃とかコーヒーの豆も仕入れないといけないね」

 

さっそく、実際に近所のスターバックスに行って、店を観察した子どもが、自分なりに店の利益を計算してきました。

その結果を見ながら、さらに、

「お店は残ったお金で何ができるかな?」

「なぜいつもお店には行列ができているのかな?」

「なんでコンビニのコーヒーと価格が3倍も違うのだろう」

などと質問をしながら話を展開していきます。

こんなクイズを日頃からすることで、どんな企業が世の中にはあって、どんな人のどんな問題を解決して、どんな価値を提供しているのかを考えるトレーニングになります。これは、投資をする際にとても大切な能力を伸ばすことにつながります。

こんなクイズで、日常生活の中でお金の探求が無限にできるというわけです。