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# ファイナンシャルリテラシー

子どもの「お金の感覚」は、このシンプルなゲームで鍛えなさい

日常生活が「学びの場」になる
「学校の成績より、お金の知識(ファイナンシャルリテラシー)のほうが大切だ」。こう言い切るのは、10億円超の資産を持つ個人投資家で、著書『お金の教育がすべて。』があるミアン・サミ氏だ。4人の子どもの父親でもある彼は、家族でレストランに行くと「会計当てゲーム」をするそう。それが何よりの「お金の教育」になるからだ。そんな日常生活でできる「お金の教育」について、サミ氏が語った。

ゲーム感覚で楽しく学べる

我が家では外食したときに、食べ終わったときの会計の合計がいくらになったかを当てるゲームをしています。合計金額に一番近い数字を言えた人が勝ちとなるルールですが、お金の感覚を鍛えるのに、とても役に立ちます。

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このゲームに勝つためには、最初にメニューをしっかり読んで、メニューの値段を記憶する必要があります。

また、デザートやドリンクなどのサイドメニューがあれば、それも計算に入れる必要があります。そして、記憶したメニューを合計する計算力も必要です。

計算ができない子でも、あてずっぽうで当てさせてみます。そのことにより、金銭感覚を養うことができるためです。

このゲームを外食のたびに何度もやっていると、メニューの値段をほとんど見なくても、実際の合計金額に近い答えが出てくるようになります。

また、「先週の中華定食屋さんでは、みんなでおなかいっぱい食べたときの、合計金額は、3240円だったけど、今日のイタリアンレストランは1万2960円だったね。どうして、こんなに金額が違うのだと思う?」と質問してみます。

 

すると、「昼よりも夜は高いから」「お皿が何枚もでてきたから」「内装がきれいだから」「お肉が高いから」など、料金が高くなる要素を子どもたちが答えます。

このように意見を出し合うことで、たくさんの探求ができますよね。

合計金額の値段当てに慣れてきたら、1か月の収入における外食費の割合などを計算してみるのもよいでしょう。家庭の損益計算に外食費がどのような影響を与えているかをみんなで考えてみるといろんな発見があるでしょう。

よく利用するカフェ等の店の1日の売り上げや利益を計算するゲームもお勧めです。

我が家では、近所にあるスターバックスの1日の利益を考えるというクイズをして、それに解答できたら、お小遣いを上げるゲームをしました。

そのときに、子どもと交わした会話は次のようなものです。