【参院選】全選挙区・全候補の「当落予測」生データを公開

山本太郎はどうなる?
週刊現代 プロフィール

統一候補の擁立でもたついたこと、安倍官邸による「衆参ダブル選挙デマ」に翻弄されたことが災いし、プラス要素のない与党を公示前に攻めあぐねた野党。先のれいわ新選組のような、世間を驚かす選挙戦術がなければ、番狂わせは困難か。

「自民は確実に議席減となり、その一部は維新、残りは立憲と国民民主に流れるでしょう。ですが、選挙自体の大勢に影響はありません。前回は野党が1人区で11勝しましたが、今回も二ケタ取れればまずまずということになる」(前出・山田氏)

「4議席を争う愛知では、国民現職の大塚耕平氏、自民現職の酒井庸行氏の2人が優勢で、もう1議席は公明党新人の安江伸夫氏が着実に抑えてくると予想されます。

残る1議席は共産党の須山初美氏と見られていましたが、同党が4月の県議選で失速して振り出しに戻った。

4番目のイスをめぐり、立憲民主の田島麻衣子氏が労組票をつかんで浮上してくる可能性が高いです。また、名古屋市長の河村たかし氏率いる政治団体『減税日本』が維新と連携して擁立した岬麻紀氏にもまだチャンスは残されている」(全国紙政治部記者)

著名候補がひしめく比例代表

同じく改選定数4の大阪には、スリランカ出身のタレント・にしゃんた氏(国民民主)、弁護士で立憲民主擁立の亀石倫子氏など、著名候補者の名前が並ぶ。

「大阪は維新の現職と公明が上位2議席を固めているとみられ、残り2議席に維新の新人や自民などが滑り込めるかが焦点。

ただ、亀石氏は意外と人気が伸びません。大阪では辻元清美氏のような『浪花節』の女性のほうがウケますから、立憲民主がブロック選びに失敗したとしか言いようがありません。

亀石氏と最後の1議席を争うと思われる共産党の辰巳孝太郎氏は、党幹部直々に『次世代のエースだ』と指名されている人物。共産党は大阪を最重点選挙区にして、総力戦で挑むはず」(前出・政治部デスク)

最後に比例代表候補にも触れておこう。今回の参院選も、元F1レーサーの山本左近氏や元モーニング娘。の市井紗耶香氏など、各党が著名な候補者を比例代表で擁立している。このなかで誰が当選し、誰が落選の憂き目に遭うのか。

「予測基準としては、候補者を支援する組織があるかどうかです。外務副大臣の佐藤正久氏や元女性活躍相の有村治子氏、橋本聖子氏は支援団体がついているので有利に選挙ができます。

一方、山本氏や丸山和也氏がどれだけ組織票を取り込めるかが焦点。成果がよくなければ、厳しい戦いになるでしょう」(政治ジャーナリストの角谷浩一氏)