生涯独身…ジャニー喜多川氏の「莫大な遺産」は、誰が受け取るのか

事務所の「火種」となる可能性
週刊現代 プロフィール

クリエイティブを担うのは誰か

ちなみに、ジャニー氏には兄・喜多川真一氏がいたが、すでに30年以上前に他界している。

そしてメリー氏の90歳を超える年齢を考えれば、ジャニーズの財産は早晩、メリー氏の娘でジャニー氏の姪でもある藤島ジュリー景子副社長(52歳)がすべて受け継ぐことになる。

「ジャニーさんの財産がメリーさんにいき、そこから間を置かずにジュリーさんに渡るとなると、手続きが煩雑になり過ぎます。なによりも無駄が多い。それを見越して、ジャニーさんは遺言でジュリーさんを相続人として指名している可能性もあります。一代飛ばしをしたほうが、相続税が安くなるケースがありますから」(前出・板倉氏)

 

ジュリー氏には、'04年に結婚した広告代理店勤務の夫・Tさんがいる。つまり、彼女と夫のTさんは、ほどなくして叔父と母が築き上げてきた桁外れの財産を手に入れることになるのだ。ただ、彼女がジャニーズの資産を継ぐことには、不満の声も上がっている。

「現在、ジュリーさんは関連会社『ジェイ・ストーム』の代表取締役も兼務しています。彼女は『TOKIO』や『嵐』、『NEWS』を手掛けてきたと言われていますが、タレントの育成手腕については疑問符がついている。

というのも、彼女は叩き上げのジャニーさんやメリーさんと違って、筋金入りのお嬢様育ち。結果がすべてのシビアな芸能界の感覚と比べると、どうしてもズレているんです。ジャニーさんがいなくなると事務所のクリエイティブな部分が維持できなくなり、きっと崩壊してしまう。ジャニーズ事務所は今後、ただの資産管理会社になるかもしれませんよ」(芸能ジャーナリスト)

このような不安要素も囁かれる一方、ジャニー氏の財産はなにも金銭だけではない。彼が作り上げてきたのは「ジャニーズ」という最強のブランドイメージ、そして才能に溢れたタレントたちの存在そのものだろう。

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