7月スタートの連続ドラマの中で屈指の注目作『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』(テレビ朝日、木曜午後9時)が11日にスタートした。大森南朋(47)主演のサスペンス作品で、視聴率は14.3%だった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
なぜ注目作かというと、第1には大森にとってこの作品が、民放では初の主演連ドラだからである。デビューから26年で、映画は何本も主演しているから、意外に思う人もいるだろう。
7月4日の記者発表で大森はこう語っていた。
「これまでのドラマはゲストが多かったのですが、ゲストって何となく肩身が狭い(笑)。今回、主演ということで、大変なことも多いですが、ノビノビとやらせていただき、本当に皆さんに感謝しています」(大森)
いつも恬淡と与えられた役に向かい合っていくように見える大森だが、やはり主演には特別な思いを抱くらしい。