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米津玄師が2019年の日本を席巻している〜「国民的ヒット」の理由

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米津玄師が日本を席巻している

米津玄師が、2019年の日本を席巻している。

2018年を代表する一曲となった「Lemon」は、年を越した後も引き続きヒットを続け、「オリコン上半期デジタルシングル(単曲)ランキング 2019」「Billboard JAPAN 2019年上半期総合ソング・チャート“HOT 100”」など、数々のチャートで2019年上半期1位を記録。ミュージックビデオの再生回数は、日本人アーティストとして初めて4億回を突破した。

さらに、映画『海獣の子供』主題歌の最新曲「海の幽霊」のミュージックビデオが5月27日に公開されると、「Lemon」を上回る自身最速の4日と12時間という驚異的なスピードで1,000万回再生を突破。

6月3日にダウンロード配信がスタートした同曲は、「オリコン週間デジタルシングルランキング」(6/17付)、「Billboard Japan Hot 100」(6/17付)で共に1位を獲得し、2019年リリースの楽曲としてダウンロード数の最高記録を樹立した。

加えて、最新曲「馬と鹿」が、7月7日にスタートした大泉洋主演のドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)の主題歌に起用され話題を呼んでいる。

ドラマは池井戸潤の新作同名小説が原作。上司に反目し工場の総務部長に左遷された主人公・君嶋が、巨額の赤字を抱えたラグビーチームのGMを兼務し奮闘するという筋書きだ。

 

これまでTBS系のドラマ枠「日曜劇場」の池井戸作品で主題歌が起用されることはなかったが、同曲は初回放送の終盤で予告なしに公開され、逆境の中で闘う主人公たちを描くドラマのクライマックスにシンクロする楽曲の内容が大きな反響を集めた。

この「馬と鹿」を表題曲としたニューシングルが9月11日にCDリリースされることが決定。「海の幽霊」と新曲を加えた全3曲入りで、こちらもヒットは確実だろう。