7月21日 シベリア横断鉄道完成(1904年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1850年から構想されていたシベリア鉄道は、1891年の起工式から約13年の年月をかけて建設されましたが、1904年のこの日、世界最長の大陸横断鉄道として開通しました。

ロシア帝国(当時)のシベリア南部を東西方向に横断し、ヨーロッパと極東地方を結ぶ交通路で、開通時の全長は8314キロメートルでした。

【写真】建設時の様子
  1900年代初頭の建設の様子。後ろに見えるのは工事用の列車 photo by gettyimages

その後、さらなる路線の拡大が行われ、現在ではモスクワからウラジオストクに至る9297キロメートルが、1本の鉄道としてつながっています。1937年には全線複線化されています。現在では、いくつかの幹線を含んだ全体が、一般にシベリア鉄道の名称で知られています。

ソ連時代は終点のウラジオストクが軍港であることから、一般市民がこの鉄道を始点から終点まで乗り続けることはできませんでしたが、現在ではその制限も解除され、外国人旅客もすべての区間で乗車可能になっているそうです。

なお、ウラジオストクからモスクワまでの所要日数は、急行列車で約1週間ほどです。

【写真】ウラジオストク駅での風景
  ウラジオストク駅で photo by gettyimages

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