2019.08.02
# 不動産

これは奇跡だ…! 池袋が「チャイナタウン化」で大復活しているワケ

消滅危機から一転、人口増加が始まった
沖 有人 プロフィール

人口の「3割」が外国人へ

豊島区はこの5年間で外国人の増加率が4位、増えた数で2位というのが23区内での位置づけである。この両方で高順位であるがゆえに、豊島区が最も外国人の多い区になる日が来ても不思議ではない。

すでに20年ほど前から豊島区は、池袋の中国人との共存の方向性を、行政と商店街、町会が、識者を招いて一緒になって議論してきた。いまや中国人の影響力は絶大。中国人観光客が必ず立ち寄ると言われるほど、本国で有名となった中華料理店も池袋の北口には多数あり、毎晩、中国人たちがひしめいている。

逆に東日本大震災のときには、こうした店舗でアルバイトする中国人留学生が一挙に帰国してしまい、多くの店で営業ができなくなった。池袋の夜は人通りがめっきり減って、商店街の組合は、中国人の経済的影響力の大きさを改めて知ることとなったのだ。

 

調べてみると、現在、すでに豊島区の人口の1割以上を外国人が占めており、その半数が中国人だ。最近のペースからすると、20年後には総人口の3割を外国人が占めることになる。

在留外国人が留学や技能実習や仕事で来ているものの、彼らの最終的な希望は日本での永住権を取得することである。あまり知られていないことだが、日本では永住権獲得のための居住年数要件は20年から10年に引き下げられていて、格段に取りやすくなっている。

これは永住許可に関するガイドラインというもので、2017年4月26日に改定されている。10年であれば、技能実習と就労で5年、その後在留目的を変えてでも10年居れば取得する権利が得られる。実際、最近来日した人たちの流出人口は極端に少ない。5年もすると、永住権を取得する外国人が続出することが予想される。

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