Photo by iStock
# マネーリテラシー

資産10億円の大富豪が「子どものために」心がけている3つのこと

たとえば、使う言葉を変えてみる
「学校の成績より、お金の知識(ファイナンシャルリテラシー)のほうが大切だ」。こう言い切るのは、10億円超の資産を持つ個人投資家で、著書『お金の教育がすべて。』があるミアン・サミ氏だ。4人の子どもの父でもある彼は、家庭ではどんな教育をしているのだろうか? 親として日々、心がけている3つのことを教えてもらった。

使う言葉を変えてみよう

(1)ポジティブな言葉を使う

投資に関する話題になると、「うちにはそんなお金がない」とか、「毎日忙しくて、投資を勉強する時間がない」という声が聞こえてきます。

Photo by iStock

そんな方にお勧めなのが、日々使っている言葉を少し言い換えてみるトレーニングです。

私たちは言葉を使用するときは自分たちの体験を思い出しながら無意識に情報を削除、歪曲、一般化して話します。例えば、「時間がない」と言う場合、本当に時間がないのでしょうか。

当たり前ですが、時間は1日24時間ありますよね。ないわけではないです。

「お金がない」という場合は、本当にお金がゼロなのでしょうか? 実際、本当にお金や時間がないために投資を始めることができないのではないでしょう。

自分の無意識の中で優先順位が低い投資にお金や時間を使いたくないだけなのです。

「お金がない」や「時間がない」というような言葉を使いそうになったら、次のように言い換えてみましょう。

 

例えば、

「お金や時間がない」

のではなく、

「今は、投資の勉強をするよりも、趣味にお金や時間を優先している」

と言い換えてみます。

すると、優先していたことが、果たして、投資の勉強よりも大事なことであるかどうかを考え始めるようになります。

そのような言い換えをしてみると、毎日あれやこれやの雑務に忙殺されているけれど、思っているほど大切じゃなかった、ということに気がつくことも多いものです。

「投資をするようなお金なんてない!」

と言うのではなく、

「投資をするためのお金をどこから捻出しようか?」
「毎月の習い事の数を減らして、その分を投資に充てるのはどうか?」

という風に言ってみるだけでも、かなり違ってきます。

言葉というのは「言霊」という概念が表すように現実を作り出す面があるからです。

少なくとも、

「お金がない、時間がない」

という家庭に流れる無力感の空気は改善されるはずです。