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無派閥議員が次々参集「菅派」誕生の予兆に、安倍総理が警戒モード

小渕恵三も総理になったし

総勢50人ほどが結集

6月20日、ホテルニューオータニの中華料理店「大観苑」で開かれた昼食会が、永田町で注目を集めた。

菅義偉官房長官を支える新グループ「令和の会」が発足し、菅氏本人とともに会合を開いたのだ。メンバーは、全員自民党の無派閥中堅議員で、総数は十数名だという。出席議員が語る。

 

「連休前、麻布十番の中華料理店で、菅さんに来てもらって食事をしたのが初回でしたので、今回は第2回。勉強会というより、菅さんの世話になっている議員の集まりだと認識しています」

この日の会合で、菅氏はご満悦だったという。

「菅長官は、『最近、街で子どもたちが私を見ると、みんな額縁を掲げる真似をするんだからね』と笑っていました。ポスト安倍? そんな話はしませんでした。選挙区事情とか、政策とか、四方山話ですよ」(別の出席議員)

菅原一秀元財務副大臣が「座長」を務め、5期~7期目の議員が集まった「令和の会」の発足により、菅氏の元には、若手無派閥議員約20人が集まる「ガネーシャの会」や、派閥所属議員も加えた「偉駄天の会」、さらには参議院の菅グループまであわさり、総勢50人ほどが結集したことになる。

「この日、菅氏は昼は令和の会に出たと思えば、夜はガネーシャの会の会合に出席。自派結成も間近か、という印象も受けますね」(政治部デスク)

ただし、これを警戒しているのが安倍晋三総理なのだという。

「無派閥議員で菅さんを支持する勢力が、衆議院だけで30人に達する。次の総裁選で自分の対抗馬として、それが基礎票になりやしないかと、総理は気が気でないようです。それを察してか、『令和の会に参加』と報じられた石田真敏総務相が、慌てて否定のコメントを出したのは、総理に悪く思われたくないからでしょう」(自民党議員)

令和おじさんが、いよいよ総理大臣になる日が来るのだろうか。

『週刊現代』2019年7月6日号より