夫婦の財布は「一緒」がいいか、「別」がいいか…その意外すぎる正解

落とし穴にハマる夫婦たち
横山 光昭 プロフィール

夫は、以前から欲しいものは積極的に購入してしまうタイプだったそうで、現在の貯蓄はたったの100万円ほど。あと5年ほどで定年を迎えるというのに、老後資金についてはほとんど考えられていませんでした。

Aさんの貯蓄も500万円ほど。これで下の子の大学資金を負担すると、残る貯蓄はごくわずかです。この現実に一時は愕然としたAさんですが、落ち込んでもいられません。真剣に今後の計画を考えるようになりました。

 

老後資金は2人で作る

話し合いを重ねることで、別財布にこだわっていた夫も一緒に家計を管理することに同意してくれました。毎月の収入やボーナスの額などは互いに報告しあい、お金の使い道は二人で話し合って決めていくことにしました。

家計管理のポイントは、お互いに家計に組み入れる負担を増やすことです。また二人で老後資金を貯蓄し、互いに管理していくことです。

こうすることでAさん夫婦は、お金をかけたい部分と、必ずしも必要ではない部分が見えてきました。支出にメリハリがつき継続して支出を抑えていくことができるようになりました。

また定年後の働き方についても話し合い、自分はどうしたいかを考えて情報を集めるようにしています。老後の資金計画が立てば、互いの退職金を合わせると何とかつつましく暮らしていけそうです。不安にさいなまれていたAさんにも希望が湧いてきました。