痛さもいろいろ! 日本にもいる「サソリ」たちに刺されてみたら…?

モンスターハンターの「生きもの烈伝」
大好評! 講談社の動く図鑑「MOVE」の公式サイト「WebMOVE」からの出張連載。第5回は、「サソリ」! 砂漠にいるイメージがあるあのサソリ、実は日本にもいるんですって! モンスターハンター・平坂寛の体当たり連載、今回も飛ばしてます!

恐怖の毒バリ攻撃!! こわいぞ、サソリ!

海外で気をつけないといけない生きものといえば、まず毒ヘビ! つぎにハチだ! これは日本でも同じだよね。

しかし、外国にはもうひとつ定番の危険生物がいる。サソリだ。

みんなはマネしちゃダメだぜ。
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ひとくちにサソリと言っても、実はとても種類が多い。

砂漠にいるものもあれば熱帯雨林のジャングルに住むものもある。

さらにはなんと、家の中や軒下にひそむやっかいな種類までいるのだ。だから、サソリのいる国ではいつだって気が抜けない。

クツを履くときも、ちゃんと中身を確かめる。そういえば、キャンプ中に拾った薪に小さなサソリが二匹へばりついていたこともあったな。

左上:キョクトウサソリ科の一種。タイにて
右上:ストライプバークスコーピオン。アメリカテキサス州の民家にて
下:チャグロサソリ。インドネシアの森林で 拡大画像表示

では、サソリに刺されるとどうなるかというと、とりあえず痛い。

といっても、サソリの種類によって痛みかたは大きくちがう。

ハチに刺されたような痛みのものもあるし、刺されたところの感覚がおかしくなってしまうこともある。

たとえば、冷たいものをさわっているのに熱く感じたり、あるいはその逆だったり。

赤くはれあがった部分を指先でふれただけでビリビリと電気が流れたようにしびれたりする場合もあった。

サソリの毒針はしっぽの先についている
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症状は数時間でおさまるものから、はれて丸一日以上痛みが続くものもある。でもその程度ならまだかわいいもので、中には命にかかわるほど強力な毒をもつ種類もいる。

さらにやっかいなのが、毒の強さが見た目でわかりづらいこと。

大きくて真っ黒な、ものすごく強そうなサソリの毒が意外とひかえめだったり、逆にいかにも弱そうなチビサソリがとんでもない猛毒を秘めていたりするのだ。

チャグロサソリは大きいけれどおとなしく、毒もそこまで強くないためペットとして飼われることも
(もちろん刺されればすごく痛いけどね)
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ほとんど毒のないサソリと強い毒をもつサソリが同じ場所にいて、しかもおたがいにそっくりだったりもするから、もうホントにややこしくておっかない。

パッと見でアタリかハズレか……いや、ハズレか大ハズレかわからない。
なので、あたたかい国を旅行する場合はとにかくサソリを避けること、さわらないことが大切だ。

サソリのいる国では出かける前にクツの中も忘れずにチェック!
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もしホテルの部屋やテントに入りこんできたら、棒やほうきでそっと遠くへ追い払おう。

また、サソリは物陰が好きなので落ちている枯れ木や石を素手でさわらないようにしよう。

そうそう、そこらに落ちてる植木鉢やコンクリートブロック、ベニヤ板の下にもよくいるな。

ど~しても日本でサソリをつかまえたい!

でも、サソリってこわいけれどなんだかかっこいい。ぼくの小学生時代の夢は野生のサソリをつかまえることだった。