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フランス人と日本人の「夏休みの過ごし方」が、ここまで違うワケ

バカンス大国の光と影

フランス人はお店を閉めて、バカンスにお出かけ

フランス人にとって、夏のバカンスは1年のうちで最大のイベントです。

毎年、夏が近づいてくると、あちこちで「今年のバカンスはどこに行くの?」という話ばかり聞こえてきます。

 

夏のバカンスをいつ、どこで取るのかは、日常会話のほとんどを占めるほど。夏の間、普段の生活を離れて海や山で長い休みを「のんびり」と過ごすわけです。

旅行であちこちを周るのではなく、何もせずのんびり過ごすのがフランス流のバカンスになります。

私たち日本人からしたら「こんなに休んで大丈夫?」というほど、仕事をお休みします。

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この長いバカンスを、みんなが取れるように支えているのがフランスの有給休暇制度。

フランスの有給休暇は1年に30日間あります。土日はカウントしませんから、土日を含むと5週間になるわけです。

でも、いっぺんに5週間を休むわけではありません。

一般的には、夏のバカンスを3週間から4週間。そして、冬やイースター(2019年は4月21日。毎年、異なる)に残りのバカンスを取る人が多い傾向にあります。

もちろん、パン屋さん、お肉屋さんのように家族ぐるみで経営しているようなお店も閉めて、バカンスにお出かけ。

お店の前には「○日までお休みします。休み中に空いているパン屋はここです」と、地図まで書いてくれるがフランス流なんです。