# ビジネススキル

「仕事速いね!」と言われる人が意識している、たった3つのコツ

意識の違いで評価は大きく変わる
鬼頭 政人 プロフィール

「緊急性が低くて、手間のかかる仕事」の扱い方がキモ

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基本的に、仕事というのはチャッチャとこなすに越したことはありません。ある仕事を早く終えれば、それだけ早く次に取り掛かれます。途中で不測の事態が生じても、対処できる時間があります。経験値も積み上がり成長できます。

しかし「言うは易く行うは難し」。体調が優れないことや、気分が乗らないこともあるでしょう。立て込んでいれば、どうしても「優先して手をつける仕事」と「後回りにせざるを得ない仕事」が出てきます。

仕事における緊急性と手間の4分類
① 緊急性が高くて、手間のかかる仕事
② 緊急性が高くて、手間のかからない仕事
③ 緊急性が低くて、手間のかかる仕事
④ 緊急性が低くて、手間のかからない仕事

上記の4つの仕事があるとき、あなたはどの順番でやりますか?
➀と②は、誰でもすぐに手をつけます。とくに➀は、緊急性が高いうえに手間もかかるわけですから、何を差し置いてもすぐやらないといけません。④も比較的、すぐやる人が多いです。緊急性は低いものの手をつけやすいので、「やってしまおう」と思うからです。

 

問題なのは③です。緊急性が低いので今すぐにやらなくても、危機的事態に陥りません。ある程度まとまった時間のあるときに「えいやっ」とやっつけたいと思うので、よほど気持ちと時間に余裕がないと、後回しにしがちです。

ですが、いつまでも後回しにできるわけではありません。どんな仕事にも必ず締切があるからです。そして、その締切は、日一日と迫ってきます。つまり「③緊急性が低くて、手間のかかる仕事」は、時間が経つほど「①緊急性が高くて、手間のかかる仕事」に変化していくということです。

手間のかかる仕事は、時間をかけないと終わりません。時間がかかるのに、時間がないなんて最悪です。しかも、その仕事は急に降ってわいたわけではないのです。

周囲には「時間が十分あったはずだろう⁉」などと突っ込まれ、頭を下げて同僚の手を借りるか、費用をかけて外注するしか処方箋はなくなります。いずれにせよプレッシャーでキリキリと胃の痛い思いをするでしょう。

緊急性が低くて手間のかかる仕事こそ、早めに潰しておかなくてはいけません。その仕事は、今は気にならなくても、いずれラスボスに成長するモンスターです