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# ビジネススキル

「仕事速いね!」と言われる人が意識している、たった3つのコツ

意識の違いで評価は大きく変わる

あなたはこんな仕事の悩みを抱えていませんか?

上司や先輩に「アイツ、仕事ができないよな」と思われてそうで不安。
「頼んでいた件、どうなってる?」と、よく聞かれる。
ただの「打ち合わせのアポ取り」なのに、決まるまで時間がかかる。

こんな悩みを抱いたことのある方は多いのではないでしょうか。どうしてそう考えてしまうのか。

突然ですが、私の社会人生活は司法試験に合格し、弁護士事務所に勤めるところから始まりました。ですから、社会人としてのイロハはまず法曹界で仕込まれました。その後、投資ファンドに転職したのち、2013年に起業し現在はIT企業経営者となりました。1つのミスも許されない「正確性重視」の弁護士。一方で、一分一秒を争う「スピード重視」のIT企業経営。正反対とも思われる経験の中で「速く、質も高い」仕事のやり方を身につけてきました。

拙著『「仕事速いね!」と言わせるコツ50』では、そうした経験から得た仕事術のエッセンスを紹介しています。今回はその中から、「仕事ができる人」と「仕事ができない人」の違いを、大きく3つの理由に分けて解説します。

 

「〆切日」=「提出日」は間違い

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私は弁護士から投資ファンドへ転職し、スピード勝負の世界へ飛び込みました。これまでは弁護士として「速さよりも正確さ最優先」の仕事スタイルをベースにしていたため、最初はかなり戸惑いました。

あるとき上司に資料作成を命じられ、言われた期日までに完璧に仕上げようと推敲を重ねていたら、「そこまでできているなら早く出してくれよ!誤字脱字?そんな細かいのはどうだっていいんだ。その資料はいつまでに提出するつもりだった?期日に出すんじゃ間に合わないだろう!」と叱られてしまいました。

いつまでにやれと期日を設定されながら「期日前に出さないつもりだったのか!」と叱られたのにはびっくりしました。しかし、仕事の目的を考えれば、理解できることでした。上司の仕事は決断することであり、部下の仕事はその判断材料を集めることです。上司は決断の根拠を上層部に報告するので最終的には整った資料が必要ですが、判断材料は少しでも早くにあった方が助かります

言われたことをやるだけが仕事と思っていたら、なかなか気づかないところです。自分の仕事が何を目指すためのものかを、常に意識できるようになりましょう。仕事を「言われた期日に出す」のでは遅いのです。