7月 14日 静止気象衛星「ひまわり1号」打ち上げ(1977年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、宇宙開発事業団が、アメリカ・フロリダ州にあるケープカナベラル空軍基地から、日本初の本格的な実用気象衛星「ひまわり(正式名称:「Geostationary Meteorological Satellite:GMS)」を打ち上げました。

軌道への投入は成功し、9月8日には「ひまわり」が撮影した台風の目と渦巻く雲の写真が公開されました。その後、天気図の作成、台風の早期発見などに活躍しました。

【写真】ひまわり運用開始時の可視画像
  「ひまわり」運用開始時の可視画像(画像:気象庁)

しかし、軌道や姿勢を制御するための燃料が残り少なくなり、1981年8月に後継の「ひまわり2号」が打ち上げられ、12月からは待機衛星となりました。しかし、1983年に2号の可視赤外走査放射計(VISSR)の不具合が発生し、1984年初頭から夏までの間、再びメインで運用される運用衛星に返り咲きました。

その後、「ひまわり3号」の本格運用によって、再び待機運用に戻り、「ひまわり4号」が投入された1989年に運用終了となりました。なお、2号からは、日本の種子島宇宙センターでの打ち上げとなっています。

2019年現在では、世界最先端の観測機能を誇る「ひまわり8号」と「ひまわり9号」が日本の上空で活躍しています。

2014年に打ち上げられたひまわり8号は、2022年頃まで運用し、その後は、2016年から活躍を始めたひまわり9号のバックアップとして、待機運用を行う予定です。

【写真】ひまわり9号
  運用中のひまわり9号を描いたイラスト(画像:気象庁)

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