7月12日 人間ドックが初登場(1954年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1954年のこの日、国立東京第一病院(現・国立国際医療研究センター)が、成人病の早期発見のために、新しい健康診断システム「人間ドック」を開設しました。

全診療科の内容を網羅した5泊6日の精密検査で、費用は1万2000円。利用者第1号は、代議士の首藤新八(しゅとう しんぱち、1892~1976)夫妻だったそうです。

半年後には、聖路加国際病院などいくつかの病院でも、1泊2日の「短期入院精密身体検査」がはじまりました。名称は、船をドック(dock)に入れて修理・点検することにちなんで「人間ドック」と呼ばれるようになり、1959年には学会(日本人間ドッグ学会)も誕生しています。

【写真】現在は広く普及している人間ドック
病気の基礎知識を身につけて、予防と早期発見に役立てることも大切です photo by iStock