2019.07.21
# 民泊

日本の「宿泊施設」不足問題で、いま「イベント民泊」が大注目のワケ

すでに取り組みがスタート
長田 英知 プロフィール

地域が活性化する

徳島市は2017年8月、「徳島市阿波おどり」期間中の宿泊施設不足の緩和と観光客の市内滞在時間の延長による経済効果、地域住民と観光客との交流推進を目的にイベント民泊を実施しました。

パソナ社が徳島市より「イベント民泊実施業務」を受託し、「イベント民泊」事務局の運営や、自宅審査、自宅提供者への研修、宿泊希望者の募集などを行い、イベント民泊期間中のスムーズな運営のため自宅提供者のサポート全般を行いました。8月11日~15日のイベント民泊実施により、自宅提供者の審査通過数は31名、延べ宿泊者数は273名にのぼっています。

この取り組みをきっかけに、各地でイベント民泊の開催に向けた機運が高まっています。以下、今後予定されている3エリアでの取り組みについてもご紹介したいと思います。

 

まず岩手県釡石市では、ラグビーワールドカップ2019開催時における宿泊施設の不足を改善するため、イベント民泊家庭を募集しています。具体的には9月25日のフィジーvsウルグアイ戦、10月13日のナミビアvsカナダ戦で実施される予定で、通常の観光客以上、住民未満の釜石市ファンを、民泊を通じて増やすことを目指しています。

熊本市でもイベントホームステイという名称で「祭りアイランド九州」及びラグビーワールドカップ期間の「イベント民泊」の仕組みを推進しています。7月5日には熊本県の小野副知事、くまモンとAirbnbの3者で記者会見を行い、イベントホームステイの協力家庭におもてなし限定福袋を送るとともに、イベントホームステイの売上の一部をAirbnbが熊本復興のために寄付することを発表しています。

そして最後に千葉市でも東京オリンピック・パラリンピック大会に向け、多くの来街者を迎えるおもてなしの一つとして、ホームシェアやローカルガイドなどのシェアリングエコノミーを推進しており、その一環として9月にレッドブル・エアレース千葉2019、東京ゲームショウ2019期間中に、千葉市内で「イベント民泊」を活用したホームシェアを実施することを発表しています。

こうしたイベント民泊をきっかけに、より多くの方が地域でのおもてなしを受けてイベントを楽しみ、地域経済が活性化されるよう、私たちも取り組みを進めていきたいと考えています。

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