2019.07.21
# 民泊

日本の「宿泊施設」不足問題で、いま「イベント民泊」が大注目のワケ

すでに取り組みがスタート
長田 英知 プロフィール

リオ五輪、平昌五輪でも!

このようにイベント時の宿泊不足を契機にはじまったAirbnbは、以来多くのイベントで主要な役割を果たしていくことになります。

例えば2014年に行われたブラジルFIFAワールドカップでは、開催1ヶ月前に急遽、ブラジル政府と協働し、ブラジル全国で約10万人に利用していただきました。続く2016年のブラジル・リオデジャネイロオリンピックでは、期間中のゲスト数が約8万5000人で、ホストの収入額は合計で約3,000万ドルに上りました。

2018年に平昌で行われた冬季オリンピックでも、開催地であるカンウォンド地方と提携し、さらに2018年平昌冬季オリンピック大会の公式サポーターとして、約1万5000人のゲストが宿泊されました。

〔photo〕gettyimages

ところで先述したイベントにおいて見込まれている観客数はどれぐらいとなっているのでしょうか。以下、ニュース等からまとめた数字となります。

〇ラグビーワールドカップ(2019) 海外観客数で60万人超
〇東京オリンピック(2020) 観客動員数で約1000万人
〇ワールドマスターズゲームズ(2021) 競技参加者で5万人目標
〇大阪万博(2025) 来場目標2800万人

 

こうしてみるとオリンピックと万博の動員数が突出しているように見えます。しかしラグビーW杯やワールドマスターズは東京や大阪などの大都市だけではなく、地方都市で実施されるものが多いため、宿泊の需給バランスが地域経済に与えるインパクトは大きいと予想されます。

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