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ゲームが地方を救う日〜eスポーツ最先端の地は「北陸」だった⁉︎

富山、石川…地方創生の「新常識」
筧 誠一郎 プロフィール

他社に先駆けて若者の目に留まるような話題性のあることをやる、ということでeスポーツは格好の場なのかもしれません。ただ、やはりそこにはゲームをプレイする若者へのリスペクトがないといけません。ちょっと面白そうだから飛びついてやってみる、ということでは今の若者には見抜かれてしまいます。

たとえば、神奈川県厚木市にあるレンブラントホテル厚木は、ホテル業界初となるeスポーツ大会の定期開催を行うと発表しました。7月19日からスタートし、現在9月までの日程が発表されていますが、「仮に最初は参加人数が少なくてもコミュニティの方々に愛されるような大会にして長く続けたい」と担当者の方は熱意を語っています。

こうしたゲーム好きの方々と手を取り合っていく姿勢が、今後、eスポーツを企業で取り扱う際に最も重要なことだと考えられます。

現代の若者で幼少期にテレビゲーム、スマホゲームに触れたことの無い人は非常に少数です。そして、近年はネット回線の高速化やゲーム専用機の高性能化、ゲーミングパソコンの爆発的な普及などにより、eスポーツが日本の若者にとってより身近に楽しめる環境が整ってきました。


Photo by gettyimages

間もなく始まる5Gの導入などに呼応する更なるスマホの高性能化を見越したかのような、簡単かつ高度な対戦ができるゲームアプリが続々と投入されてき始めたことにより、その発展は加速度を増してきていると思います。

eスポーツはもはや、東京など都心部にいる若者だけではなく、地方を含む日本全体の若者に波及しています。それを象徴するのが、高校を卒業した方々が押し寄せている全国の専門学校の「eスポーツ科」
です。

 

2016年4月に東京・江戸川区西葛西にある「東京アニメ・声優専門学校」にプロゲーマーを目指す専門コースが日本で初めて新設されて、そこに入学希望の学生が学校側の予想をはるかに超えて押し寄せるという事態が発生しました。それを受けて、2017年の「北海道ハイテクノロジー専門学校」、2018年の「大阪デザイン&IT専門学校」にeスポーツ科ができましたが、やはりどこも大盛況。この2019年は一気に加速し、札幌、仙台、栃木、東京(新宿区)、新潟、名古屋、福岡にできるなど、都心部以外にもどんどん広がりを見せています。

eスポーツへの関心はますます高まるばかり。若者の一大文化となってきているeスポーツの今後にますます注目したいところです。

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