カザフスタンにデニスが呼んだ「友人たち」

2014年のソチオリンピックの後は、浅田真央さんと高橋大輔さんは、そろって休養のシーズンに入った。そのタイミングで、デニス・テンさんが自ら企画し座長を務めたカザフスタンでのアイスショー「Denis Ten & Friends」の開催が決定。彼と親交の深い世界の名だたるスケーターと共に、日本からはこの二人が招かれた。

2014年、デニス・テンさんのアイスショー「Denis Ten & Friends」にて、カザフスタン風の衣装を着た二人。高橋大輔さん公式インスタグラムより
上記のアイスショー「Denis Ten & Friends」での出演者たち。みなカザフスタンの民族衣装をはおっている デニス・テン公式インスタグラムより

当時、高橋大輔さんは、オリンピックの前に負った怪我や古傷の影響が長引いていた。後年自ら「あの頃はぼろぼろだった」と振り返るほど、心身が疲労していた時期だったようだ。だが、彼らがカザフに向かった後、デニスさんや他の出演者たちのSNSから、高橋さんと真央さんのリラックスした表情や笑顔が多く発信された。出演者たちがまるで国賓のようにもてなされ、普段から仲がいいスケーターたちと、二人ともとても楽しそうだった。  

こちらカザフスタンでの高橋大輔さんの公式インスタグラム
こちら同じときのデニス・テンさん公式インスタグラムより。本当にリラックスして楽しそうだ

「あの時期に、大ちゃんと真央ちゃんを素敵なショーに呼んでくれ、大切にもてなしてくれて、本当にテンくんには心から感謝していました」とふたりのファンは言う。デニス・テンさんは、人がつらい時にそっと寄り添ってくれる存在であり、リーダーシップとおもてなしの心にあふれる人だということが周知されたエピソードである。