人気パズル「数独」の父が語る、子供を夢中にさせるヒント

日本の子供はスピード至上主義
鍜治 真起 プロフィール

子育てのヒントがある

これは子供との付き合い方や子育てにも通じるんじゃないかと思うんです。子供が勉強をしないとか、成績が思うように伸びないとかで、悩まれる親御さんもいるでしょう。そんなときは「ほったらかす」くらいでいい。勉強でも運動でも趣味でも、何か一つのことに熱中し始めると、子供たちはマグマのようなエネルギーを発揮します。

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しかし、そのうち勝手に散漫になったり、挫折したり、屈辱を感じるようになる。あきらめて他のジャンルに行ってもいいし、はたまた上には上がいる覚悟で、そのジャンルを這い上がってみるのもいい。

 

大事なのは、ほったらかしている子供を見て、大人が喜んでいること。そうすると、自然に大人は子供の目線になり、子供のマグマにびっくりし、うれしく感じ、子供は大人の包容力に安心し、生まれるのが絶対的な「信頼」です。

そうなればしめたもの。

「好き勝手にやるよ」「好きにしなさい」の関係です。

そうして紆余曲折、ぐらぐらしたり、寄り道したりしながらふと得る「気づき」や「ひらめき」。それは、決して親や先生からは与えることができない、何物にも代えがたいものだと思うんです。

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