人気パズル「数独」の父が語る、子供を夢中にさせるヒント

日本の子供はスピード至上主義
鍜治 真起 プロフィール

投稿が殺到した

発売するや反響がすごかった。読者からの投稿が殺到し、一躍人気のパズルになりました。タイトルは長かったので、私たちも読者も、いつの間にか「数独(すうどく)」と略して呼ぶようになっていました。

数独が、数あるパズルの中でもモンスター級コンテンツであるのには、いくつかの理由があります。

 

(1) ジャンルでいうと、ロジック(推理)パズルですが、とにかくルールが簡単でスマート。世界共通のアラビア数字を使い、計算は無用。注意力の勝負です。

(2) 作るのも、解くのも面白い。「この数字は、マスAかマスBのどちらかに入るけど(どちらなのかはまだわからない)。いずれにしてもABと同じ列にあるマスCには入らないからここに決まる」といった、論理的なテクニックがいくつかあり、それが日々進化しています。ですから、作り手は自分なりの演出を盛り込み、解き手を驚かせようとする。また、解き手はバラエティに富んだ問題に喜び、双方に満足感、達成感が生まれます。

スマホアプリでも楽しめる

(3) 暇つぶしの遊びであること。昨今では、認知症予防とか、脳トレとか、頭が良くなるとか、そういった「冠」がつくことがあります。けれど、数独というものは、ただ気分転換に解くだけ。そこにストレスはなく、いつ飽きてもいいし、いつやめてもいい。自分が好きに解いているんだから、解いて気持ちがいい。それだけ。

これが数独の特徴です。

冒頭で紹介したハガキのように、こうした「ただ気分転換に解く遊び」を突き詰めているからこそ、支持されているのかもしれません。

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