7月 8日 世界初のジェット旅客機が羽田に着陸(1952年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

イギリスのデ・ハヴィランド・エアクラフト社 (de Havilland Aircraft Company)が開発した世界初のジェット旅客機デ・ハビランド コメット (de Havilland DH.106 Comet、通称「コメット号」)が、1952年のこの日、進駐米軍より一部返還されたばかりの羽田・東京国際空港に着陸しました。

関連の日:5月 2日 世界初のジェット旅客機が就航(1952年)

この飛行は、イギリスの航空会社「英国海外航空(British Overseas Airways Corporation:BOAC)」が、新規の定期航路を検討するためのテストフライトとして行ったものです。登場したばかりのジェット旅客機を一目見ようと、空港には見物人が殺到したそうです。

【写真】BOACのコメット号
  BOACで就航したコメット号 photo by getty images

この時、ロンドンから東京までは27時間30分の飛行で、従来の約半分の時間だったそうです。この飛行は、テストフライトの臨時便でしたが、ほどなくして定期航路に昇格しました。

現在、ロンドン~東京間のフライト時間は11時間半ほどとなっており、当時からさらに半分以下まで所要時間は短縮されています。超音速旅客機の計画も進められているそうですが、それが実現したら、2時間30分ほどでロンドンに到着するそうです。

【写真】オリンピック選手団も搭乗
  BOACのコメット号は、1964年の東京オリンピックの際にはイギリス選手団も登場した photo by gettyimages