photo by the government of Japan

「貧相」な大阪G20は、中国政府への辛らつな批判なのか

中国ネット市民が絶賛した意外な理由

「村の会合レベル」

「日本の大阪の会議はあまりにも貧相だ。我が王朝の村の集まりのレベルにも及ばない!」

このほど大阪で開かれたG20サミット(20カ国・地域首脳会議)では米中首脳会談などがメディアの焦点となったが、中国のネット市民らが特に注目したのは、会議が中国の同様の会議とは違って、全く豪華でなかったということだった。

だがこれは日本をディスるというよりは、むしろ中国政府への批判として受け止められた。中国ネット市民の間で何が関心を呼んだのだろうか。

この問題について、微信で文章を発表したのが筆者の友人、和気猫さんだ。

彼女は日本社会や歴史について、微信のアカウントで頻繁に文章を発表しているが、今回G20サミットについての文章は、アクセスが2万を超えたところで管理者から削除され、2度目に発表すると3万を超えたところでまた削除、それでもめげずにもう1度発表し、アクセスは8万近くに達した。

 

微信が2度も削除したその内容は次のようなものだ。

冒頭ではまず各国首脳が並ぶ写真を載せ、

この会場は主会場ではないが、大国の指導者が一堂に集まった場面だ。机は一般の大学や企業で使っている折りたたみ式だ! 日本人の体格に合わせて作ってあるので、トランプ大統領のような大柄な人には窮屈だっただろう。

「この会場」とはデジタル経済に関する特別イベントの会場のことで、トランプ米大統領、安倍首相、習近平中国国家主席の3人が事務机に窮屈そうに肩をならべた場面だ(ヘッダーの写真を参照)。

和気猫さんは会場入口付近の白地に黒で「G20 OSAKA SUMMIT」と書いただけで、花の飾り付けもない案内板や、日米印首脳会談のコーヒータイムに提供された小粒のお菓子、さらには「まるで大学の同窓会のような」晩餐会の様子の写真を載せた。

そして今回のサミットでいくら使われたのかについて、誤った情報が流れたとして、中国のソーシャルメディア(SNS)の次のような書き込みを紹介した。