# ビジネススキル

成功する人は「金曜の夕方」と「月曜の朝」にメールを送らない

小さな習慣が人間を変える
上阪 徹 プロフィール

「月曜の午前中」も要注意

同様に、月曜の午前中も忙しい。週明けで、バタバタしている人が多いと思います。そこにどうして、わざわざ、さらに慌ただしくするメールを送る必要があるのか。

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自分は早く送りたいから、金曜の夕方や月曜の朝を選んだのかもしれませんが、相手への気遣いがあれば、それはしなかったはずです。相手の時間、という意識ができていなかったということです。

それでももし、金曜の夕方や月曜の朝にメールを送らないといけないとすれば、「忙しいタイミングで申し訳ありません」というニュアンスをちゃんと出しておくことです。

そうすることで、相手は「わかっているけど、送らざるを得なかったんだな」ということがわかります。たったそれだけで、相手が受け取る印象はまるで変わると思います。

時間に強くなるには、時間を常に意識することから始めるべきだと私は思っています。

時間の大切さを認識することもそう。相手に時間をもらうことの感謝もそう。相手の時間を奪ったり、相手の負荷を高めてしまわないよう気遣いすることもそう。

それこそ私は、プライベートなメールやメッセージは昼間の時間にはできるだけ送らないようにしています。なぜなら、昼間は仕事をしているからです。昼間送るなら、昼休みに送る。そうすれば、ホッと一息、ついているところで見てもらったらいい。

 

SNSの投稿も同様です。仕事の中断をしてまで読んでもらう必要のないものを、仕事中に送る必要はないのです。

そしてこちらの気遣いは、やがて巡り巡って、いつか自分に戻ってくると思っています。

自分がされたくないことは、するべきではないのです。

「メールを送る時間まで気にして。そんな普段からピリピリやらなくても……」

と思われた方もいらっしゃるかもしれません。たしかにそういう考え方もあるのかもしれませんが、私は普段こそが実はすべてだと思っています。

ここぞという大事なときだけ、ちゃんとやればいい、と考えている人は少なくありませんが、そうはいかないのです。普段は、いざという本番に必ず出てしまうのです。

時間に対する考え方も同じ。普段から、いい加減な時間意識を持っていると、それは大事なときにも変えられない。相手からも、そういう認識で見られることになるのです。