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# ファイナンシャルリテラシー

「どうやったらお金持ちになれるの?」…子どもに聞かれたらこう答えよ

「お金の教育」で将来が決まる
「学校の成績より、お金の知識(ファイナンシャルリテラシー)のほうが大切だ」。こう言い切るのは、10億円超の資産を持つ個人投資家で、著書『お金の教育がすべて。』があるミアン・サミ氏だ。もしわが子に「お金って何?」と聞かれたら、あなたは何と答えるだろうか? どう答えるかによって、わが子が将来、お金持ちになるかどうかが決まるかもしれない。4人の子を持つ父でもある氏に、「正解」を教えてもらった。

1万円札そのものに価値はない

私が講師をする親子向けのお金のセミナーで、「お金って何ですか?」とよく質問をします。

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この質問に対してさまざまな答えが返ってきます。幸せ、自由、エネルギー、ないと困る、悪、価値。しかし、どれも間違っています。

なぜなら、お金というのは私たち人間が発明したもので、その発明には明確な定義があるからです。

お金とは価値の交換ができ、価値を測ることができ、そして価値の保存をすることができるものと定義されています。気づきましたか? お金は「価値」というものを交換し、測り、保存できるものですが、「価値」そのものではないのです。

お金を欲しいと思っていることの実体は、お金という紙ではなく、その紙と交換できる「価値」なわけです。

それでは、肝心な「価値」とは何でしょうか?

「価値」とは問題解決の対価です。

つまりは、より多くの人のたくさんの問題を解決すれば、たくさんの「価値」が得られます。少ない人の小さな問題だけを解決していると少ない価値しか得られません。

 

お金とはこの問題解決で得た「価値」を入れる器のようなものなのです。

子どもに教える場合には……

「たくさんのお金を稼ぐにはどうしたらいいと思う?」

「たくさん勉強をして一生懸命働けばいいと思う」

「どうだろう。たくさん勉強をして一生懸命働いてもお金を稼げない人もたくさんいると思うよ」

「そうなの? だったらどうやったらお金持ちになれるの?」

「たくさんの人の問題を解決して、その人たちをハッピーにすればお金が作れるよ。でも、たくさんの人の問題を解決するにはまずしないといけないことがある。何だと思う?」

「なんだろ~。わかんない、教えて!」

「まずはその人が抱えている問題を探さないといけないよね。そのためにはいろいろな人と会話をしてその人が困っていることを聞き出す必要があるのさ」

「へ~。パパは何か困ってることある?」