夏といえば、やっぱり浴衣。お祭りや花火大会といったイベントで着るのもいいけれど、この夏は普段の飲み会やデートにサラッと着ていく“大人”な楽しみ方もしてみたいものです。モデルの高山都さんに、大人の浴衣を気軽に楽しむコツと、おすすめの浴衣スタイルを教えてもらいました。

本連載「高山都のゆるごこちLIFE」では、高山さんのライフスタイルを通じて、毎日を気持ちよく過ごすためのアイディアなどをお届けしています。
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浴衣のレンタルサービスを
利用してもっと気軽に!

ここ数年、夏になると毎年浴衣を着ています。去年の夏は、浴衣を着て鎌倉に遊びに行ったり、海岸で花火をしたり、お祭りに行ったりして、3、4回は着ました。

今年はお仕事で浴衣を着る機会がすでに数回あって、そのときに夏ならではイベントで浴衣を着るのもいいけれど、なんでもないときに着るのも素敵だなぁと思って。みんなでご飯を食べに行くときとか、友だちが集まる飲み会に参加するときとか、気軽に浴衣を楽しむ大人、ちょっと憧れます。

ただ、自分で浴衣も帯も小物も…と全て揃えると、それなりにお金もかかります。普段着みたいに何着も買えるものではないから毎回同じコーディネートになりがちですし、保管や管理も大変ですよね。そこで、今回は浴衣のレンタルサービスをおすすめしたいと思います。手ぶらでお店に行って、自分らしいスタイルを楽しんで、お手入れも不要。10万円以上するような高価な浴衣が2、3万円で楽しめるショップもあるので、お得だと思います。今年の夏はレンタルサービスを上手に利用して、気軽に浴衣を楽しみましょう。

浴衣でも重ね着が楽しめるんです
長襦袢をINして小粋なきちんと感を

レンタル代(浴衣、長襦袢、帯、帯締め、帯留め、バッグ、下駄)14000円(税別) ※着付け代は除く ピアス/高山さん私物

レトロで涼しげな柄がかわいい浴衣は、注染(ちゅうせん)という染色技法で染められた浴衣だそうです。長襦袢を合わせることで、カジュアル寄りな浴衣も上品な印象になります。そして、王道の白帯にアクセントとしてアンティークのべっ甲がついた帯留めを加えました。グッと締まって、小粋な印象になります。
 
浴衣と着物の間のような、きちんと感が出るコーディネート。スーッと背筋が伸びて、所作も心なしか美しくなる気がします。みんながワンピースやドレスを着て行くようなフレンチレストランなどに、あえて着ていきたい浴衣です。お呼ばれした食事会にもよさそうですね。

ヘアはオイルとワックスを髪全体になじませて、オールバックっぽくしました。トップに少しだけウェーブを入れて、抜け感をプラスした無造作感がポイントです。

浴衣を着るときのヘアスタイルは、普段はやらないような「潔さ」が大事かなと思っています。すっきりとタイトにした方が、大人っぽくなるし、クールにも決まります。

絞り浴衣とシルバーアクセで
ちょっと冒険してワンランクアップ

レンタル代(浴衣、帯、帯締め、バッグ、下駄)10000円(税別) ※着付け代は除く バングル、ピアス/高山さん私物 ヘアピン/ヘアメイク私物

今回、初めて絞り浴衣を着ましたが、肌馴染みがとても良くてビックリ。伸縮性と通気性があって、着心地もとても軽やか! 浴衣を着ていると座りジワが気になりますが、この浴衣なら全然気にならないのも◎。

浴衣に合わせた白木の下駄と竹籠バッグも洗練された印象で素敵です。自分ではあまり着たことがなかった組み合わせを試せるのもレンタルだからこそ。面白い発見があるし、すごく新鮮だなぁと思います。

これまで私、浴衣を着るときはあまりアクセサリーをつけてはいけないと思っていたのですが、このコーデで意外と遊んでもいいんだ!という気づきがありました。今回は、普段使っているシルバーアクセにプラスして、シルバーのヘアピンをバレッタのように散らして留めてもらいました。扇状に挿すことで、存在感が出ておしゃれ度も上がります。

アメリカンチェリー色のリップもお気に入り。浴衣のネオンっぽいラインと相まってロックテイストな雰囲気も出ているから、女友だちが集まる夜会(!?)に着ていきたいスタイルです。

最近は洋服やバッグなど色々なレンタルサービスがあって流行りでもあると思います。購入するとなるとハードルが高くなる浴衣こそ利用価値があると思うので、ぜひ参考にしてみてください。

今回利用したレンタルサービスは…
橙〜daidai~
自分らしくコーディネートを楽しむことをコンセプトに、着物と浴衣のレンタルサービスを展開。カジュアルな浴衣は5000円~予算に合わせた全身コーディネートが可能。人とかぶらないアンティークの着物や浴衣も豊富に取り揃え。
Instagram:@kimono__daidai ☎03-6804-6977

Photo:Nobuki Kawaharazaki Hair&Make-up・Styling・Dressing:MARIKO(orange) Text:Naho Sotome