「パパ活」は他人事ではない

「パパ活」が一般的な単語となりつつある。パパ活とは、女性が男性と食事など疑似デートをし、お金やプレゼントを受け取る行為のことだ。

しらべぇの調査では10人に1人がパパ活を経験しているとの結果もあり、若い女性にとっては他人事ではない。

誰もが想像する愛人関係とは異なり、大人の関係なしにも成立するのが、経験者が増えている理由だろう。

近年はパパ活専用のマッチングアプリPaters(ペイターズ)も登場。公式によれば、これまでに700万のマッチングを達成している。

だが、そのパパ活に大きな落とし穴があることは、あまり知られていない。

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パパ活の歴史は、港区女子にさかのぼる

もともとパパ活の歴史は2014年ごろ流行した「港区女子」にさかのぼる。

六本木、西麻布など地価の高い東京都港区に富裕層の男性が集まり、彼らの飲み会に参加することで生計を立てる港区女子が注目を浴びた。

港区女子の一部は数千万円のアパートを譲り受ける、ブランドバッグに埋もれるといった非現実的な暮らしぶりを見せたため、メディア映えした。

そのためテレビ番組でも扱いが増え、そこに憧れた視聴者がもっと庶民派な「パパ活おじさん・パパ活女子」として出会うようになったと思われる。

港区女子は派手にお金を巻き上げつつも、安全性はある程度担保されていた。なにせ、東京都港区という狭いムラ社会の出来事だったからだ。

薬物や性犯罪など”アウト”な振る舞いを男性がすれば、界隈でうわさが広まってしまう。だからお金を出す男性も、そして享受する港区女子も村八分になるリスクは取れない。