北海道雨竜沼湿原のエゾカンゾウです。
雨竜沼を代表するユリ科の植物で、本州では、ゼンテイカ(禅庭花)、ニッコウキスゲと呼ばれています。
6月から8月に黄色い可憐な花を咲かせるので、北海道の青く澄み渡った夏の青空とマッチして、最高の被写体になってくれます。
蕾の状態は、まるでバナナのようで美味しそうです。
美味しそうと思うのはボクだけじゃなくて、エゾシカも大好物のようで、その食害や、笹の浸食などにより、エゾカンゾウの植生は激減しています。
数年後も、この美しい姿を見るためには対策が必要だと思います。