# 貯金

37歳女性看護師、年収600万円でもなぜか「幸せ」になれないワケ

ナイチンゲール症候群の悲劇
高山 一恵 プロフィール

ナイチンゲール症候群

彼曰く、「将来、モデルになろうと思うんだ。立派なモデルになったらお金は返すからそれまで僕に投資してほしい」と、モデルになるのに感性を磨いたり、外見を磨いたりするのに必要だからと、おしゃれなデートスポットに行ったり、イマドキの洋服やバッグ、靴、化粧品などをねだってきたりするようになったそう。そして、いつのまにか、K子さんが住んでいるマンションに住みついていたそうです。

 

K子さんは、彼の浪費癖や仕事をしないことなど、悩んでいる反面、ほっておくことができず、つい身の回りの世話からお金まで面倒を見てしまうとのことでした。

筆者のお客様の中には、K子さんのような看護師さんが複数いらっしゃいますが、高い確率で、お金にだらしない、いわゆる「ダメンズ」とおつきあいをしています。たまたま筆者のお客様の中に多いということかもしれませんが、看護師さんは、もともとお世話好きの方が多く、尽くすタイプの方が多いように思います。その優しい奉仕の心がダメンズを引き寄せてしまうのかもしれません。

〔photo〕iStock

K子さんに限らず、奉仕の心があり、尽くすタイプの方は、自分よりも相手のことを優先してしま傾向にあります。ただ、多くの方がお気づきのように、K子さんは、十分な収入があり、堅実な性格なので、彼への出費が減らせさえすれば、貯蓄も順調にできるわけです。

実際、K子さんに生活費の内訳を書いてもらったところ、毎月彼の洋服やバック、レジャー費などに10万円程度使っていました。残りの収入は家賃や食費、光熱費など、日常生活費などで使ってしまうため、現状では、貯蓄する余裕がないわけです。

しかし、今回支出の見える化をしたことで、「今まで彼に相当お金を使っているのはわかっていたけど、実際、彼への支出を書き出して、その金額を目の当たりしてみると、愕然した」そうです。