年収が低くても「老後2000万円不足しない」人たちの、ある共通点

一方、老後破綻する人たちは…
深田 晶恵 プロフィール

「年収」は関係がない

さらに、です。

会社員と違っても退職金もなし。自営業者の老後資金は自分で貯めなくてはいけない部分が多い。そこで40歳になったとき、「この調子で貯めていくと60歳までにいくら貯まっているのだろう?」と電卓をたたいてみてびっくり! 漠然とイメージしていた老後資金の目標額の半分に達しないことが分かりました。ちょっと衝撃でした。

〔photo〕iStock

そこで改めて60歳までに貯める目標額を設定し、老後のために積み立てをスタートしました。

何しろ自営業、毎月の売上に変動があるので、最初から毎月の積立額を多くするのは結構勇気が要ります。でも、毎月のお金の収支を確認しながら、やりくりを続けていくうちに、「もう少し積み立てができるかな」と思えるようになりました。

もちろん売り上げが少ない月は口座残高がさみしくなり、「積み立て貧乏」を実感することも。それでも残ったお金で暮らさないといけないので、そんな月は飲みに行く回数が減りますし、無駄な買い物を控えるようになりました。

 

現役時代に「積み立て優先、残ったお金で暮らす」という習慣を身に着けることは、2つのメリットがあります。一つは、確実にお金が貯まること。もう一つは、収入が大幅にダウンする年金生活に向けてのトレーニングができることなのです。

私のところに定年退職後の生活設計の相談に来る人で「心配ない」と思えるのは、「積み立て優先、残ったお金で暮らす」習慣が身に付いている人です。決して年収の多寡ではありません。

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